全体的な作業の流れ

マンションは完全分業制です。鉄筋を打ち、コンクリートを流し込むところから、部屋が完成するまで別業者ほどが順番に入っていきます。基本的には重ならずに入っていますが、途中でどこかの業者が間違えても、そのまま続行してしまうことが性々にしてあります。後戻りして直し、再スタートできないのが現状です。全体的にそれぞれの作業がつまっていないかどうか、工程表をよく見てみましょう。あまりに作業日が近いと、途中で間違っても直さないままつくることになります。マンションはどこが設計・施工をするのかによって、仕上がりが大きく異なります。マンションの建設にはきめこまかな、独自のノウハウが要求されるからです。マンション設計・施工の実績の豊富なところであればそれなりの水準が期待できますが、実績に乏しい会社であれば、設計力・施工精度等は未知数です。橋やトンネルを作るのが得意な大手のゼネコンであっても、マンション建設は全く別次元の仕事だから苦手、というのはよくある話です。「名の知られた」大手施工のマンションでも、首をひねりたくなるような設計はいくらでもありますし、信じがたい施工をしている現場も実際にあります。希望物件の設計・施工会社は、過去にどのくらいの実績があるのか、必ず確かめてください。過去に作られた建物を実際に見てみたり、住人に話を聞いてみるのもいいでしょう。お話を聞く限り、「ずいぶんお金に困っている会社だな」と素人でも思うのではないでしょうか。売れ残り物件を抱えていると、資金回収ができないことになります。そこで、叩き売りにしてでも売ってしまおう、という焦りがあるのでしょう。